とくしま絆ネットと立ち上げまでの歩み
高齢者や障がい者の権利擁護支援の現状
【権利擁護の支援ニーズ】
- 高齢者、障がい者の虐待及びその疑いがあるケース
- セルフネグレクト(サービス拒否、環境劣化)
- 消費者被害
- 多重債務
- 日常的金銭管理、財産管理の支援必要
- 成年後見制度の利用が必要
- 複合的な支援ニーズ
- 経済的困窮 等
権利擁護支援の課題
- 権利擁護についての認識形成が不十分
- 各支援機関の役割実行や連携体制が十分ではない
- 権利擁護のための制度に対する正しい理解や普及が不十分
専門職連携による権利擁護支援ネットワークの構築が必要
専門性を活かした
協働による
権利擁護支援の実践
権利擁護支援の
現状や課題を共有
問題解決や
支援体制づくりに
向けての取り組み
平成23年1月 |
「第1回高齢者及び障がい者の権利擁護ネットワーク会議」の開催 |
平成23年5月 |
徳島県内の地域包括支援センター及び指定障害者相談支援事業所に依頼し「権利擁護支援に関するアンケート」の実施 |
【地域包括支援センター】
問4.権利擁護支援ケースについて寄せられた相談内容(複数回答)
- 虐待及びその疑いがあるもの 75%
- 成年後見制度が必要と思われるケース 59%
- 日常的金銭管理や財産管理に支援が必要なケース 50%
問5.権利擁護支援ケースで相談対応の際、困難に感じること(複数回答)
- 権利擁護支援マニュアルや仕組みが整備・確立されていない 36%
- 他の業務が多い 41%
- 関係機関とのネットワーク等(協働・協力関係)が確立されていない 34%
問6.権利擁護支援ニーズへの適切な相談対応に必要なこと(複数回答)
- 関係機関や専門機関とのネットワーク 52%
- 「権利擁護に特化した専門的な相談支援機関」によるケースに関する全体的なコーディネート 50%
- 「権利擁護に特化した専門的な相談支援機関」による強制介入を含むケースにおける直接的な支援や支援調整 45%
【障がい者相談支援事業所 】
問4.権利擁護支援ケースについて寄せられた相談内容(複数回答)
- 日常的金銭管理や財産管理に支援が必要なケース 76%
- 経済的困窮のケース 68%
- 成年後見制度が必要と思われるケース 53%
問5.権利擁護支援ケースで相談対応の際、困難に感じること(複数回答)
- 対応方法や技術など支援に関する専門性が不足 50%
- 他の業務が多い 41%
- 関係機関とのネットワーク等(協働・協力関係)が確立されていない 38%
問6.権利擁護支援ニーズへの適切な相談対応に必要なこと(複数回答)
- スーパーバイザーの確保 50%
- 研修等による専門性の強化 50%
- 関係機関や専門機関とのネットワーク 47%
平成23年5月 |
先進地における取り組みの視察:岡山県 岡山高齢者・障がい者何でも相談会
/岡山高齢者・障がい者権利擁護ネットワーク懇談会 |
平成23年8月 |
「第2回高齢者及び障がい者の権利擁護ネットワーク会議」の開催 |
とくしま高齢者・障がい者権利擁護ネットワーク (愛称:とくしま絆ネット) 立ち上げ